筋肉痛にならない『階段の登り方』

どうも、岡崎市で整体院をしている

「地域の健康サポーター」今井です。

 

先日、富山県にある日本百名山〜白馬岳〜へ登山へ行きました。

標高2932m 総移動距離20.6km   高低差1500m

真夏の日差しの中、真っ赤に日焼けをしながら黙々と歩き続けました。

 

今回の登山で僕が掲げた目標は

 

「筋肉痛なしで登頂成功」

 

古武術の稽古で練習している内容を登山へ応用させる事で、目標をほぼ達成することができました。

私たちの私生活で言えば「階段」

この方法を使う事で、ラクラク階段の上り下り、足の疲れを劇的に改善できるかもしれません。

 

階段で重要な筋肉

ー腸腰筋ー

腸腰筋は腰椎(腰骨)〜足の付け根まで走行している筋肉で主な作用としては股関節を曲げる(屈曲)。

この筋肉がしっかりと働く事で、足が上に上がり台へと足を乗せることができます。腸腰筋を使う意識がないと、つま先で地面を強く蹴ったりして起こるふくらはぎの疲労を大幅に抑えることができます。

ー大臀筋ー

大臀筋はおしりの筋肉。骨盤後面を上から下まで大きく覆っている筋肉。主な作用は股関節を後ろへ伸ばす(伸展)。

ここで重要なのが第2の作用。

それは股関節が曲がっていく際に、急激に股関節が曲がってしまうのを防ぐためのブレーキをする作用です。このブレーキがしっかりと働く事で、足を上段にあげて一歩前にステップする際に身体のふらつきを大きく防ぐことができます。

大臀筋を使うことができないと、膝周りの筋肉をフル稼働させて登る必要があり、膝周りの筋肉痛や関節痛を引き起こします。

 

階段で重要な身体の使い方(古武術の応用)

 

ー胸を前上方へ引き上げるー

古武術で最も重要と言われている「胸骨」。

この「胸骨」を上方へ引き上げる事で階段での移動時、太ももを上げることが劇的にラクになります。

「胸骨」引き上げでの注意点として、頭や後ろへ反らないことです。頭が後ろに反ってしまうと、上方に貯めようとしていたエネルギーが後方へ移動してしまい動きにくくなってしまいます。

頭のてっぺんから糸を吊り下げられている状態で、「胸骨」を前上方へ引き上げる。たとえ、身体が前かがみになったとしてもこの引き上げがしっかりと出来ていれば、効果が実感できるはずです。

ーひざ抜きー

古武術では相手との間合いを一気に詰めたり、素早く動くために使用するひざ抜き。

正直言って、これはすごく難しいです。

普通、体重移動や瞬発的に動く際に足で地面を蹴ります。つまり、足の筋肉を最大限活用して動作を行います。

しかし、ひざ抜きの場合は筋力に頼った動作ではなく、逆に力を抜くことで動き出す力を得ます。登りの場合、よいしょ!と上段へ足を上げる際に、支え足にグッと力が入ります。特に膝周りの筋肉に力が入りやすいのですが、このときにあえて筋力で踏ん張るのでなく、膝を少し前方へ移動させることで膝の力を抜くことができます。

 

最後に

私たちは普段、必要以上に筋肉を使いすぎています。

古武術を応用した身体操法で、筋力に頼らない身体を作ることで疲れにくい身体になる事はもちろんのこと、今まで出来ないで諦めていたことまでチャレンジできるようになるかもしれません。

階段で筋肉痛にならない秘訣は

①腸腰筋を使う

②大臀筋を使う

③胸骨の前上方へ引き上げ

④ひざ抜き

今回は以上になります。

機会があれば是非試してみてください!

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