身体をいつまでも元気にする方法

こんにちは。

愛知県岡崎市で整体をしている「整体院しん」の今井です。

 

前回、「なぜ整体後身体が戻ってしまうのか」

https://imaiseitai-shin.xyz/整体後なぜ戻るのか/

を書かせていただきましたが、今回は身体がいつまでも元気にする方法について話したいと思います。

どのようにすれば施術効果を長引かせることができるか、歳を重ねても元気な体で居られるかを話していきます。

 

身体が元に戻るメカニズムとして、「ホメオスタシス」や「テンセグリティー」に関してお話をしましたが、身体の変化は元に戻る作用だけではありません。身体を悪くしていく作用もあります。まず、どの様にして身体が悪くなるのか、それが何なのかをお伝えします。

 

 

結論から言いますと

ストレスを減らす事

これが最も重要なキーワードとなります。

 

身体を悪くしていくのは「ストレス」です。私たち、人(動物)は「ストレス」を身体に溜め込む事で身体の不調を引き起こしています。ストレスとは何なのかを簡単に理解して、そのストレスを取り除く事で、身体が心がいつまでも元気でいられるのです。

 

まず、ストレスの理解を深めていきましょう!

 

 

身体を良くする方法:ストレスとは何か

 

「ストレスとは何か」を提唱したおっさんが2人いるのですが

そのうちの1人の「ハンス・セリエ」さんが

 

ストレスとは

外部環境からの刺激によって起こる歪みに対する非特異的反応

と提唱してくれました!笑

 

新手の呪文なような感じがしますよね?

専門的に考えてしまうと奥が深いのですが、分かりやすく説明すると

 

外部環境の刺激=衝撃・細菌・人から怒られる 

などの自分の身体の外から与えられる刺激のことです。

 

歪み=骨折・感染症・恐怖する

などの自分の中で起こる反応です。

 

非特異的反応=腫れ・筋のこわばり・痛み

などのA=Bでない不特定の症状が出ることです。骨折しても腫れない場合があったり、痛みがない場合などのそれです!

 

これらをまとめると

2階から飛び降りて強い衝撃があって、骨折をした結果、腫れることもあれば痛みが出ることもありますよ!

って感じの内容になります。

 

要はストレスっていうのは

何か刺激を受けて、身体が緊急の反応を起こしてまっせ!

って感じで、身体のどこかに主張している状態です。

 

補足をすると、

外部刺激は損傷などの物理的な内容から精神的な内容まで含めて刺激とされています。非特異的反応とはAという原因に対してB.C.D.E.Fなどの複数の反応があるとイメージしてください。風邪や花粉もそうですよね?鼻水が出る人もいれば、咳が出る人もいます。

 

 

もう一人ストレスを提唱したおっさん「キャノンW. B. Cannon」さんは

動物が生命の危険を感じた際に起こる反応がストレスだって言いました。

これを逃走闘争反応」と言います。

 

漢字の通り、ストレスは闘ったり・逃げたりする方法だ!と言いました。

 

サバンナでのシマウマさんとライオンさんを想像して頂くとすごく分かりやすいです。もしこの2頭がバッタリ出会った時に、のん気に草を食べているとライオンに食べられてしまいますよね?そのため、シマウマさんは食べられないように「逃げる」「戦う」かの選択になります。この緊急事態の際に、「逃げる」「戦う」モードになるのをストレス反応と呼びました。

 

この反応は、私たち動物に初めから備わっている機能で、身体を興奮させる交感神経のスイッチをオンにします。そしてその場から逃げたり戦ったりするために必要な機能です。

順番に並べると

 

外部刺激

交換神経ON

興奮状態(筋肉血流量↑、血圧↑、呼吸数↑)

逃げる・戦う

この様なイメージです。

 

このストレス状態が長期間が続いてしまうと体調が悪くなるイメージは容易にてきますよね?

セリエ先生は「ストレスの概念」

キャノン先生は「ストレスの実態」

を、分かりやすく教えてくれた先生でした。

 

 

ではストレスを溜ってしまうと身体がどのような状態になるのかをお伝えします。

 

 

身体を良くする方法:ストレスと施術

 

先に説明した状態が長く続くと以下の問題点が発生します。

テンセグリティー歪みを引き起こす、

筋肉の緊張状態、

ホルモンの過剰分泌、

自律神経の失調

などを引き起こします。その結果、身体の組織がこわばり続けることで

身体のあらゆる箇所が血流障害

となり様々な症状を引き起こします。

 

大きく纏めると4つの変化が起こります。

⑴硬くなる

⑵冷たくなる

⑶重くなる

⑷臭くなる

 

⑴硬くなる

人の身体の約60%は水分と言われています。血流障害が引き起こされると、身体の組織に十分な水分が行き渡らなくなります。いわゆる脱水状態になります。細胞や筋膜は水分によって、お互いの間隔や配置を調節して重なり合わない様にしています。水分がなくなってしまうと間隔が狭くなったり重る事で、組織が寄せ集められて硬くなってしまいます。

 

⑵冷たくなる

血流は様々な栄養素を運んでくれます。その中に動くために必要な代謝物も運んでくれます。代謝物が各細胞に行き渡る事で、動く力になったり、熱を生産したりします。しかし、血流障害が引き起こされると代謝物が供給されなくなり、結果動きが悪くなったり、身体が冷たくなったりします。

 

⑶重たくなる

身体には、筋肉が大小含めて600以上存在しています。例えば、肩を上げる際にも数多くの筋肉が作用して動作を行っています。しかし血流障害が起こってしまうと、この筋肉の働きが低下します。動くための栄養が十分に供給されないからです。その結果、複数の筋肉で動かしていた動作を、少ない筋肉で動かす必要があるため、身体が重たくなります。

 

⑷臭くなる

血流は栄養素だけではなく、身体に不要なものを排出するために不要物も一緒に運んでいます。血流障害が起こると、様々な不要物がたまります。不要物を排出する機能として汗をかくことがあります。過剰に溜まった不要物を汗と一緒に出す事で、身体が臭くなります。

 

施術では血流障害が起こっている部位を⑴〜⑷の状態を元に特定して、様々な手技を行い改善していきます。特別なことをしなくても血流障害を解消すればい良いので、簡単なマッサージでも改善するケースは多くあります。

 

 

身体を良くする方法:対応編

 

施術の効果を長く持続させる・元気な自分でいるためには、先ほど説明した血流障害を解消する必要があります。では、何をしたら血流を良くすることができるのかをお伝えします。

⑴運動をする

最近では、ウォーキングや筋力トレーニングなどが非常に流行っています。これらの運動をする事で、今まで動いていなかった筋肉や細胞が動き始めて血流を良くしていきます。ただ、運動をする場合にポイントと注意点があります。

ポイント①

全身運動をする

血流障害は一箇所に起こっているわけてはありません。手だけ足だけの運動をしても、全身の血流障害は改善しません。身体全体を動かす運動をする事で効率よく血流を改善させることができます。

ポイント②

様々な運動をする

運動の代表的な例がウォーキング。しかしウォーキングだけをしていれば良いわけではありません。ウォーキング時にも働きにくい筋肉はたくさんあります。そのため、寝返りをゴロゴロしたり首を回したりと色々な運動をすることで身体の変化は起こります。

注意点

負担はかけすぎない

膝が痛い・腰が痛い場合、過度な負担がかかっている可能性があります。運動することで負担を倍増させることになり怪我の原因になります。運動するにも個人にあった運動をする必要があります。

 

⑵マッサージをする

運動は全身の血流を上げることには適していますが、逆に局所的に血流を上げるのはマッサージの方が効果的です。先ほどお伝えした⑴硬い⑵冷たい⑶重い⑷くさい場所をマッサージすることでピンポイントで改善させることができます。もちろん自分の手でマッサージをしても良いですし、何か道具を使っても良いです。とにかく血流を良くすることが重要です。

ポイント

⑴〜⑷の部位は基本的に押すと痛いです。重度の場合、感覚が失われて痛みを感じない場合がありますがマッサージを続けていると徐々に感覚が戻ってきます。痛みを基準にしてマッサージをすると良いでしょう。

注意点

基本的に骨折がある、腫れている、感染症の疑いがある場合はマッサージは禁止です!悪くしてしまうことがありますのでご注意ください。

 

 

最後に

身体がいつまでも元気でいるためには、ストレスを取り除くこと、血流障害を改善させる必要があります。

当整体院では施術にてアプローチもしますが、より施術効果が続く様にお客様にあったセルフケアの指導も同時に行っています。

整体院しんでは

”いつまでも元気でいてほしい”

という思いで、日々仕事を行っています。

 

お問い合わせやご相談は下にスクロールして、お問い合わせよりご連絡ください。

文書を読んでいただきありがとうございました。

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