整体院しんの今井です。
様々な身体の不調に対して、根本からの改善を望むなら、知識が必要です。
自分の身体に対する、探究心や好奇心を持っている方のために、専門的な身体の仕組みを分かりやすくお伝えします。
ただ、物事を知る際に単一・固定的なな視点ではなく、多角的・柔軟に情報を得られるように内容をまとめています。
その思いを一つの記事にまとめましたのでご覧ください
→【徹底解説】Blogの読み方
目次
みんな知らない!【痛風】の対処法
先日、病院の血液検査にて痛風と診断されました。痛風とは偏った食事、ビールの飲みすぎなどで発症すると一般的に言われているのですが、私にそんな心当たりは無い、、、、
ビールは2日に1本飲む程度。動物や魚の内臓系もそんなに食べていないのに。なぜ痛風(高尿酸値)なってしまったのか。書籍や文献を参考にして、私なりの結論を導いたのでぜひ『痛風』改善の参考にして頂けたらと思います。
動画でわかりやすくまとめています。
ぜひ、ご覧になって下さい!
まず先に結論を言います。
痛風になったら病院に行きましょう
なんだよって思った方もいるかと思いますが、これ(薬物治療)が一番効率的です。しかし、痛風になった元の原因を改善させない限りまた再発の可能性があります。痛風とは何なのか。なぜ薬に頼るのか。予防するにはどうしたら良いのかを学んで頂けたらと思います。
痛風ってなに?なぜ痛むのか。
痛風の原因はズバリ「尿酸」です。痛風とは、体内の『尿酸』が関節に溜まり、炎症が起こった時に生じる痛みのことです。もう少し、詳しく解説をしていきます。
尿酸というのは、生物の細胞や遺伝子が破壊された際に出る副産物(カス)のことです。細胞や遺伝子はプリン体という構造を持っているため、一般的にプリン体の多いビールや動物の内臓などを食べると痛風になりやすいと言われているのです。この『尿酸』は、血液中に多くなりすぎるとナトリウムと合わさることで尿酸塩という物質を作ります。これが関節の表面に付着して溜まっていきます。
すると、関節内に異物が入ってきた!と、人の免疫細胞が活性化して白血球を送り込むことで炎症が生じ、腫れや痛みが出てしまいます。
尿酸は関節に溜まって炎症を起こすだけではありません。内臓にも溜まりやすく、特に『腎臓』に溜まりやすいです。腎臓に尿酸塩が溜まってしまうと、腎障害、尿路結石と非常に重篤な症状を引き起こしてしまします。他にも、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞のリスクを非常に高くするため、痛風を甘く見ていると非常に危険です。
尿酸を体外から排出する方法


尿酸を体外へ排出する方法は「おしっこをする」ことです。尿酸は尿と一緒に排出されます。一般的な1日の排出量は男性で900〜1200mg、女性で700〜800mgと言われています。つまり、尿酸値が高くなってしまう原因として
① おしっこの量が少ない
② ①は普通でも、体内で生成される量が多い
③ ①②の両方が起こっている。
の3つのパターンに当てはまります。なので、尿酸値を減少させたいと思っている場合は、
・おしっこを出すために水を飲む
・ビールや内臓系を控える
ことが必要ですね。
痛痛の原因として、食べ物はあまり関係ない!?


痛風の原因である『尿酸』は2つの方法で体内に溜まっていきます。
♦︎食べ物を摂取する事で溜まる
これは先ほどの紹介しましたが、プリン体の多いものを摂取すると尿酸は溜まっていきます。ここで、少し皆さんの誤解を取っておきたいのですがブリン体=悪いものではありません。プリン体というのは、
・人が活動するためのエネルギー源
・細胞や遺伝子などを構成する成分
であり、動物に取って必要不可欠なものです。プリン体が分解されてできたカスが尿酸なので「プリン体=悪」というイメージは捨ててください。細胞や遺伝子を構成する成分であるため、プリン体はほぼすべての食べ物に入っています。野菜にも肉にも入っています。
※なぜ内臓系の食べのもを食べていけないかというと、尿酸が内臓に溜まりやすいからです!
♦︎自分の身体が尿酸を作っている
何度も話しますが、プリン体は細胞や遺伝子の構成成分、エネルギー源となるため、私たちの身体でも当然、尿酸は作られています。
私たちの細胞は、細胞死というシステムがあり、定期的に入れ替わっています。この際も、細胞が壊されるため尿酸は生成されます。また、打撲や切り傷などの外傷でも細胞は壊れますし、紫外線などの刺激によってもダメージを受けます。
こんな形で、様々な理由で細胞が壊れる事で尿酸は作られます。
なぜ、食べ物が痛風と関係ないかというと食べ物を摂取する事でできる尿酸と自身の身体で生成される尿酸の割合が
2(食べ物):8(自分)
という文献報告があります。
これには驚きましたが、すぐに納得しました。私は食事に気を付けているはずなのに、尿酸値が高いから。もちろん親からの遺伝で尿酸値が高くなりやすいという影響もあるかもしれませんが、食べ物以外の理由で尿酸値は高くなることを自分自身が証明しています。
痛風の本当の原因


先ほど、食べ物影響は少ないと伝えましたが、じゃあ原因はなに?って思いますよね。細胞が壊れることで尿酸ができる。ここに答えがあります。
それはストレスと活性酸素です。
過去の記事にまとめていますので参考までに
ストレスについてはこちら
活性酸素についてはこちら
ストレスや活性酸素の影響で、免疫機能低下や細胞が攻撃される事で細胞が破壊されやすくなり、尿酸値を高くしているのではないかと考えたのです。しかし、ストレスや活性酸素を簡単に減らせるかというと難しいですよね?もし痛風を根本から治したいと思った場合、ストレスを減らす事が非常に重要です。
最後に
冒頭にて病院へ受診をして薬物療法を行う方が効率が良いとお伝えしました。これは、食事療法で痛風を治そうとしても、20%しか効き目がありません。ストレスを減らすにも、即効性は期待できない。そのため薬を使う事で、体内の尿酸を排出する事で痛風は収まり、痛みのない身体へ目指すのはどうかとご紹介をさせていただきました。
ただ、薬物療法も対処療法に過ぎません。
根本的に痛風を改善したいのならば、一度自分の生活を見直すこと。
これは一番重要な事ではないかと思います。
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