こんにちは!
岡崎市で整体院しんの院長をしている今井です。
Blogを閲覧する前に・・・
様々な身体の不調に対して、根本からの改善を望むなら、知識が必要です。
自分の身体に対する、探究心や好奇心を持っている方のために、専門的な身体の仕組みを分かりやすくお伝えします。
その思いを一つの記事にまとめましたのでご覧ください。
→情報発信への熱き想い
目次
【知らないとヤバイ!?】スーパーに並ぶ「牛乳」の危険性
小さい頃から、学校給食などで関わりの深い「牛乳」。
今思い出すと学生の頃は、どれだけ鼻から吹かせるかを競っていた時期もありました・・・
昔話はさておき、
タンパク質を調べていたら、アミノ酸スコアが100であり最高の飲みののじゃん!
と思ったのもつかの間、ヤバイ点がどんどん出てくる・・・・
ふとスーパーでの牛乳の陳列を見ていると値段が約150円~で売られている。
「水」と値段変わらんじゃん!
牛を育てて、乳絞って手間暇かけたはずの牛乳が水と同じ値段という現実。
そんなに沢山取れるものなの?
と情報を集めていると、やっぱり訳がありましたねー
結論からお伝えします!
〜賢い牛乳の選び方〜
☆安全を意識するなら☆
・低温殺菌を選べ
☆味を意識するなら☆
・お好きな牛乳を選べ(一日200mlまで摂取OK)
☆記載がないからわからないけど・・・
・抗生物質摂取が少ない牛を選べ
・非妊娠牛から搾乳された物
といった感じになります。
ちなみに僕が愛用している牛乳は
「よつ葉」(十勝)牛乳です!!
これは超高温殺菌牛乳なのですが、牛の飼育法が徹底しており安全で何よりおいしいからです!!
以下
【なぜ牛乳がやばいのか】を解説していきます。
〜牛乳の歴史を解説〜
牛乳は遥か昔、紀元前4000年前に搾乳されたと言われています。
やがて大陸を渡り、日本に牛乳が伝わったのが飛鳥時代。当時は、朝廷に献上をする大変貴重なものでした。
時が経ち、明治時代。酪農を諸国から学び、牛乳が作られる様になる。
文明開化で忙しい時、知名度が爆発的に上がる事件が起こる。
それは、日清・日露戦争。
この時、兵士の栄養剤として「牛乳」が使われたため、爆発的にヒット。
さらに戦後食糧難になり、アメリカから牛乳などの乳製品が大量に輸入された。
「牛乳」バンザイ!!
栄養価が高いため、学校給食でも出されるようになりました。
という形で現在に至る。
もともと、日本には乳牛の文化はなく海外から輸入されたんですね。
今は、昔に比べより工業的・商業的な形で「牛乳」を生産しているため、
弊害が多く出てしまうことも。
ただ、「牛乳」は栄養が非常に多く含まれているから、
現在でも学校給食で出されているんですよ!!
〜牛乳は栄養素が非常に豊富〜


牛乳には様々な栄養素が含まれています。
♦︎タンパク質が豊富
牛乳にはカゼインとホエイというタンパク質が多く含まれています。
ホエイはヒトの母乳にも豊富に含まれる成分で人の体にあった成分です。
♦︎アミノ酸スコアが100点
ヒトの体では産生できない必須アミノ酸が完璧に含まれています。
これは本当にすごいことです。
♦︎ビタミンAが摂取できる
抗酸化作用のあるビタミンが含まれている。
♦︎カルシウムが豊富
なかなか摂取できない、カルシウムが非常に多く含まれている。
代表的な栄養素を上げると主にこの4つかと思います。
正直、ここまでコスパの良い食品はなかなかないと思います。
ただ・・・・
このメリットを覆してしまうほどのデメリットが牛乳にはいっぱいあります。
【危険度MAX】牛乳のここがヤバイ!


牛乳は良いものを選ばないと、様々な重篤な疾患や生活習慣病を引き起こしてしまいます。
♦︎カゼインがアレルギーを引き起こす!?
カゼインは非常に栄養価の高いタンパク質。ただ人によってはアレルギー症状を引き起こしてしまう場合があります。
そのため、皮膚炎が起こって体が痒くなったりします。私がそうです。
※最近はあまり感じなくなりました。
そのため、最近では飲食店でアレルギーの項目で「乳製品入ってます」ってよく見かけますよね?
症状が強く出る人は、気付いて摂取を控えることができますが、そうでない人は気付かない内に症状が起きているかもしれません。
♦︎高温殺菌がヤバイ
日本では牛乳を殺菌する際に2つの方法を使っています。
「低温殺菌」と「超高温殺菌」
「低温殺菌」は60℃ほどで30分に対して「超高温殺菌」は120℃ほどで5秒で殺菌を行なっている。日本では基本的に「超高温殺菌」が支流なのですがこれがヤバイんです。
「超高温殺菌」で一番ヤバイのがカゼインを変性させちゃうこと
これなんでヤバイかというと・・・・
カゼインは脂肪の膜で覆われているのですが、これが壊れちゃう。
その為、
炎症反応が起きやすくなるわ
十分に消化されずに下痢になるわ
で大変なことになっちゃいます。
できることなら、「低温殺菌」の牛乳を選びたいですね!
♦︎『抗生物質』がヤバイ!
基本的に日本の畜産は、病気に負けない家畜を育てる為に抗生物質を投与します。
そのほかにも、「乳房炎の予防」や「飼料の変換効率」(牛乳へ)の向上のためでもあります。最近は、消費者の健康思考が高まって来ているから、「抗生剤不使用!」などのブランド品種を多く見かける様になりましたね。
抗生剤不使用なら良いのですがもし抗生物質の入ったものを取りすぎると
治療の時、抗生剤が効きにくくなる
これヤバイですよね。
私たちが病気を治したいと思っても薬が効かなくなるんですから。体内の菌ってタチが悪いことに増殖・感染する際に耐性を引き継いでしまうため、薬の効かない体になっていく。将来、使える薬がない!!なんて嫌ですよね?
極力、抗生剤不使用なものを選びたいものです。
♦︎『ホルモン残留』がヤバイ!
牛の乳ですから、やっぱり女性ホルモンは大量に入っています。ただ、搾乳・受精の時期がポイントになります。今の酪農では、母乳を継続的に摂取するために出産後、数ヶ月をあけて再度妊娠させます。
母乳を絞る時期に妊娠させちゃうのです。
これヤバイですよね・・・
人でしたら大変なことになりますよ・・・
妊娠後期で搾乳すると、エストロゲン(女性ホルモン)残留量が超やばい。
通常時の10倍含んでいるそうです。
この女性ホルモンを取りすぎると、子宮筋腫・乳がんのリスクを高くする!という報告も多くあります。未発達の子どもたちに過剰に飲ませると、身体が生育する前に月経が起こってしまう可能性も。更年期障害などはこの女性ホルモンが減ることで起きるので、一概に女性ホルモン摂取が悪いとは言えませんが知らず知らずに飲み過ぎてしまうとヤバイですよねー
♦︎『インスリン様成長因子1』がヤバイ
難しい単語が出て来ましたが、インスリン様成長因子1(IGF -1)は牛乳中に含まれる強力な成長因子です。要は、赤ちゃんをぐんぐん成長するため必要なもの。ただ、しっかり摂取したいは授乳期間だけ。どの動物にも離乳の時期はある。
成人してからも、大量に摂取し続けていたらどうなるか、、、
イメージしてみてください。
大人になっても、ぐんぐん成長する(細胞分裂を繰り返す)。
これは「癌」になるリスクをあげちゃいます。がん細胞は、細胞分裂が止まらなくなって塊になり腫瘍になる。
これはヤバイですよねー
♦︎『遺伝子組み合えの穀物』を食べている
牛は普段、牧草を食べて育つものだが、現在の家畜は穀物肥料も食べている。
だって安いですもん。穀物飼料。アメリカなどから、大量生産された遺伝子組み替え作物を使っているからそりゃね・・
「穀物飼料」の特徴を話すと、「牧草飼料」とは含まれる栄養素が違うことです。「穀物飼料」は炎症反応を促すオメガ6(脂肪酸)を多く含んでいます。一方、牧草は炎症を抑えるオメガ3(脂肪酸)も含みます。このオメガ3とオメガ6が1:2の関係が理想なんですが
現代の食事では、そもそも崩れている。
牛乳を飲みすぎると、オメガ6がたくさん増えて、体の炎症をどんどん誘発してしまいます。
これに関しては、普段の食生活も重要ですね。
スナック菓子を控えるとか、サラダ油を他の油に変えるとか・・・
ここまでは、恐怖を与えるほど「ヤバイ」内容を伝えました。
内容をおさらいしましょう。
【牛乳の「正しい」選択法】


●低温殺菌を選べ
●抗生物質は摂取していないのを選べ
●非妊娠牛を選べ
●牧草牛を選べ
といった形になります。
この中でも、「低温殺菌」の牛乳は比較的に手に入りやすいです。値段が250~400円といったところでしょうか。その他の項目に関しては、まず見かけません。というか表記がないのでわかりません。牧草牛に関しては、希少性もあり1000円~で見たことはあります。
もし、牛乳が好きだから飲みたい!
と思っている方がいらっしゃいましたら
【低温殺菌】
のものを飲んで見たらいかがでしょうか!
『身と心が芯から元気になる真の森』
整体院しん
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