岡崎市で整体院しんの院長をしている今井です。
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様々な身体の不調に対して、根本からの改善を望むなら、知識が必要です。
自分の身体に対する、探究心や好奇心を持っている方のために、専門的な身体の仕組みを分かりやすくお伝えします。
その思いを一つの記事にまとめましたのでご覧ください。
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目次
【一生疲れない身体つくり!】詳しく解説!正しい姿勢を完全マスター
質問です!
「正しい姿勢とは?」
・・・・
なかなか答えれれませんよね?
私も医療業界に身を置きながらこの問いに答えれるようになったのは就職2年後とかなりの時間を要しました。様々な考え方がある中で、今回は身体(肉体)に関して良い姿勢とはを解説していきたいと思います。
身体の良い姿勢とは
私たちは生まれながらにして負担なく体の動かし方がインプットされています。しかし怪我や普段の歪んだ体勢を続けることにより、骨格が正しい位置におさまらずに痛みや疲れを引き起こしてしまいます。つまり骨格の位置が正しい=良い姿勢と言うことになります。
では、骨格の正しい位置に関して解説をしていきます。
骨格を考えるにあたりポイントとなるのが「肩甲骨」「骨盤(仙骨)」「土踏まず」です。この3つの部位が歪みなく適切な位置にある事で、痛みや疲れを大きく改善させることができるのです。
正しい位置関係①
肩甲骨-骨盤が床面に対して垂直であり三角形を描く
肩甲骨が外側に開いてしまったり、骨盤がねじれてしまっていたらアウトです!
この骨格は少し前傾姿勢になっていますが、線で示した状態であればOK
正しい位置関係②
土踏まずが床に対して水平に保つ
肩幅に足を開いて爪先を前方へ向けた状態で左右の土踏まずの高さが違っていたり、過度に潰れていたりしていたらアウトです!
内側や外側にねじれてしまっていると水平でなくなってしまう。
良い姿勢と言われると、腰を伸ばしたり胸を張ったりしがちですが、このような姿勢を取ってしまうと身体に負担が溜まってしまい不調の原因となってしまうのです。
なぜ身体は疲れて痛むのか?


前章で骨格が歪めば姿勢が悪くなるとお伝えしました。
簡単に言ってしまえば、身体が歪む事で疲れや痛みを引き起こすのです。ポイントは「脳」と「筋肉」です。
筋肉は硬くて強いイメージがあるかもしれませんが、基本的な動きとして伸びた状態から縮みます。つまり、柔らかい状態から力を入れる事で硬い状態へ変化するのです。そのため、筋肉は本来「柔らかい状態が正常」であり硬くなることで異常をきたすのです。
骨格が歪むと骨だけでは姿勢を維持できなくなるため、筋肉を使ってバランスを取ります。慢性的に歪みが続いてしまうと、「脳」が筋肉は硬い状態が正常だと誤認識をしてしまい常に力を入れるように指令を出します。私はこれを「筋の無意識反射」と呼んでいます。一般的には筋の不随意運動とも呼ばれています。
脳が誤った指令を送り、筋肉が硬い状態が続くと血管が圧迫されて筋細胞に十分な栄養が行き届かなくなります。
細胞が元気をなくしていくと疲労感へ
血管を広げる物質が分泌されると痛みへ
発展するのです。
つまり身体が疲れて痛む原因は、骨格が本来の位置におさまっておらず、バランスを取るため筋肉が過剰に仕事をすることで起きていたのです。
なので、凝った場所、痛い場所のみをマッサージしても根本的な解消にはつながりません。
次に簡単な身体のセルフケア法をお伝えします。
身体の歪みを整える簡単体操


簡単体操①
⑴椅子に座った状態で、片方のお尻の下にタオルを入れます。
※フェイスタオルでOK(3cmほどの厚みになるように畳む)
⑵両手が床につくようにゆっくりと前屈し60秒保持する。
※身体が硬い場合は、クッションを挟もう
簡単体操②
⑴土踏まずの下にボールを入れて真下に60秒押し続ける。
※土踏まずと床面が水平になるように
※ボールは直径20cmほどの柔らかいボール(100均などにある)
簡単体操①、②ともに骨格の正しい位置関係にした状態で行ってくださいね!
最後に
私たちは私生活を送るだけで、様々なストレスを受けて身体を歪めてしまいます。
身体のことを考えずに歪んだ姿勢のまま月日を重ねてしまうと、いつか必ずそのツケが返ってきます。身体の予防は異常に気付く前に行うのが最も重要です。
まずは今回お伝えした「肩甲骨」「骨盤」「土踏まず」の位置関係を正してみてください!!
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