【高血圧の改善法】重要なのは食事ではない!?既存の知識は間違いだらけ|知らないと損する話

こんにちは!

岡崎市で整体院しんの院長をしている今井です。

Blogを閲覧する前に・・・

様々な身体の不調に対して、根本からの改善を望むなら、知識が必要です。

自分の身体に対する、探究心や好奇心を持っている方のために、専門的な身体の仕組みを分かりやすくお伝えします。

その思いを一つの記事にまとめましたのでご覧ください。

情報発信への熱き想い

 

 

【高血圧の改善法】重要なのは食事ではない!?既存の知識は間違いだらけ|知らないと損する話

生活習慣病の代表とされる高血圧。現在、高血圧と診断されている方は4300万人と言われています。その中でも、1400万人の方が適切に管理されていないと報告があります。

ありとあらゆる「高血圧の解消サイト」では、高血圧には「適切な薬を!」と薬物コントロールを推奨していることがほとんどです。高血圧は血圧140/90mmHg以上とされ、薬物治療の対象となります。

血圧が上がったら、薬を飲みましょう!といているんですね。

また、高血圧は塩のせいだ!と決め、「減塩!減塩!」と国を挙げて騒いでいます。

しかし、高血圧のメカニズムを調べていると薬はやはり根本の原因を解消しているわけでなく、「臭いものに蓋」をしているだけなのです。塩も然り、摂取の仕方を間違えている「知識不足」が原因といっても過言ではありません。

今回は、高血圧の理解を含めていき、薬に頼らず高血圧を解消させる方法をご紹介します。

【高血圧とは!わかりやすく解説】

♦︎解説|血圧とは

血圧には2種類あります。

血液を送り出す際、血管が細くなるのを「収縮期血圧」

血液を受け入れる際に、血管が広がるのを「拡張期血圧」

と呼んでいます。よく見る数値では、以下の図になります。

つまり、血管が細くなれば血圧は上がり、逆に広くなれば血圧が下がるのです。

また血圧は、血管を流れている水分の量や血管の硬さによって変化します。

高血圧の話を踏まえながら、血圧の知識をさらに深めていきましょう!

 

♦︎高血圧ってどのような状態?

高血圧とは文字の通り血圧が高いことを示します。血圧が高いってどれぐらいから?と気になりますよね?

厚生労働省HPより抜粋。

診察室での収縮期血圧(最大血圧)が140mmHg以上、または拡張期血圧(最小血圧)が90mmHg以上の場合を高血圧と診断します。また自宅で測る家庭血圧の場合は、診察室よりも5mmHg低い基準が用いられます。

図を用いて表すとこんな感じ。

 

分類 診察室血圧 家庭血圧
収縮期血圧 拡張期血圧 収縮期血圧 拡張期血圧
正常血圧 <120 かつ <80 <115 かつ <75
正常高値血圧 120-129 かつ <80 115-124 かつ <75
高値血圧 130-139 かつ/または 80-89 125-134 かつ/または 75-84
I度高血圧 140-159 かつ/または 90-199 135-144 かつ/または 85-89
II度高血圧 160-179 かつ/または 100-109 145-159 かつ/または 90-99
III度高血圧 ≧180 かつ/または ≧110 ≧160 かつ/または ≧100
(孤立性)収縮期高血圧 ≧140 かつ <90 ≧135 かつ <85

 

高血圧は収縮期血圧が140mmHg〜と国が定めています。

個人的な見解を言わせてもらうと、140mmHgで高血圧というのはちょっと言い過ぎでないかと思います。理由は次に説明する高血圧の原因を解説してから説明します。

 

♦︎高血圧の原因

高血圧の原因は多岐に渡ります。どのようにして高血圧になるのかを説明します。専門用語がいくつか出てくるので、少し頭を使って読みましょう!まずは、以下の図をみてください。

血圧上昇は「心拍出量」=1回の拍動で送られる血液の量

「末梢血管抵抗」=血が通る血管の硬さ

によって決まります。一回に送られる量が増えても、血管が硬くなっても血圧は上がるのです。図でもわかるように高血圧のポイントは主に4つで

・腎機能関係

・高塩分

・血管の脆弱性

・交感神経

です。医療業界では上の2つが薬などで介入するポイントになっています。

しかし、現場の話をすると「腎機能」と「減塩」では高血圧の改善はあまりありません。なぜか。薬と減塩を辞めてしまうとまた元に戻ってしまうからです。「塩分が原因じゃないの?」と思われるかもしれませんが、最近では食塩摂取と「高血圧」の関連性は否定されつつあります。腎臓も、何かの原因があって負担がかかったり、ホルモンが過剰に分泌したりして高血圧を引き起こしています。

じゃあ何かの原因とはなんなのか。

それが、、「交感神経です」言い換えれば「ストレス」です。

ストレスがかかり交感神経が活性化しすぎることで「高血圧」を引き起こしているのです。

 

 

【高血圧と交感神経を紐解く】

♦︎交感神経と高血圧の関係

まず交感神経の解説を少しします。交感神経とは別名「自律神経」と呼ばれており、人間の生理学的作用をコントロールしています。例えば、心臓の拍動や呼吸、内臓の働きやホルモン関係まで多岐に渡ります。交感神経が活性化すると、いわゆる「興奮」状態になります。目の前にナイフを持った殺人鬼が入れば、「やばい」「怖い」と思いますよね?これが興奮状態です。この状態では、主にすぐに力が発揮できるように、心拍出量を上げて筋肉へ向かう血流量を多くさせます。また、筋肉は力み緊張状態になります。つまり末梢血管抵抗が上がります。まさに高血圧の状態になります。

言葉だけではわかりにくいので、実際に私が経験した話をします。

 

♦︎症例:高血圧と交感神経の関連を知る

①血圧計測で血圧上昇


私は病院系列のデイケアというところに勤務しているのですが、ここでは血圧や体温でその日の調子を診ています。そのため、数値に異常があった場合、リハビリを受けられなかったり、お風呂に入れなかったりするのです。その為、高血圧症を持っているお客さんにとって血圧測定は1日の内容を決める指標みたいなもの。

ゆえに、計測時に緊張してしまいます。自宅で測れば収縮期血圧が130mmHg台なのに、デイケアに来ると160mmHgになってしまうことはザラにあります。

1度でも血圧関係で不幸な目にあってしまうと、脳に「嫌なこと」としてインプットされてしまい、さらに血圧も上昇してしまうのです。

②心と体を緩めれば、血圧も下がる


①の状態の人は、心と身体が緊張状態になっています。心はしっかりとコミュニケーションをとり安心感を与え、身体はマッサージにて筋肉を緩めることで、血圧が下がります。最も効果があった時は、20mmHgほど下がったこともあります。

ゆえに、高血圧はいかに交感神経をコントロールするかが重要になります。

 

 

【高血圧で薬に頼るとヤバイ】

♦︎病院で使われる薬

高血圧の原因は『交感神経』と言いましたね!病院などで処方される薬は、この根本の原因である「交感神経」に作用するものはほとんどありません。表面上で起こっている症状に蓋をしているだけなのです。

代表的な薬として

・ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)

腎臓にて血圧を上昇させるホルモンの分泌を抑える薬

・ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)

上記とほぼ同様。ちょっと違うだけ。

・カルシウム拮抗薬

心臓の働きを抑える。

・利尿薬

血管に含まれる水分を少なくする。

・α(アルファ)遮断薬

血管に作用する交感神経の働きを抑える

尿を出しやすくする効果

・β(ベータ)遮断薬

血管に作用する交感神経の働きを抑える

心臓の負担を減らす

 

このように、薬の効果を見ると興奮している交感神経を抑えたり血管に直接作用されたりと、根本的な原因は解決していません。それどころか、症状を抑制した結果、薬が切れた時の反動が大きくなり血圧が高くなってしまう恐れもあります。

そのため、高血圧を根本的に改善させるためには自分にどのような『ストレス』が加わっているのか、自分がどのように向き合っているのかがとても重要になります。

 

 

【高血圧を改善させるにはストレスコントロール!】

♦︎高血圧との向き合い方

高血圧というと、どうしようもなく「薬」に頼らなきゃいけないと思いがちですが、原因を辿っていくとそんな事もありません。生活習慣病と言われるほどんどのものは、「自律神経とストレス」が関わっています。

身体が日頃から凝っていたり、精神的に負担がかかていると血管の流れが悪くなり、高血圧症を引き起こしてしまいます。

次にストレスコントロールの方法をお伝えします。

♦︎ストレスコントロール

・身体の簡単な運動をする


筋肉を縮めたり、緩めたりする事で筋肉が柔らかくなります。結果、圧迫されていた毛細血管が解放されて血流がよくなります。身体に十分な血液が巡ると、血圧を上げるホルモン分泌が少なくなる為、血圧が下がります。

 

・精神的ストレスを減らす


精神的ストレスがたまると、身体の緊張も高まり血管にかかる負担も大きくなります。この精神的ストレスといかに向き合うか。ただ発散するだけでなく、ストレスと向き合い問題解決に向けて努力することも重要になります。

 

・ストレスに対する抵抗力をつける


人はストレスが加わると、そのように適した体になります。例えば、ロシアの人が寒さに、沖縄の人が暑さに慣れているように身体が変化します。これはストレスと溜め込むこととは少し違い、ストレスを溜め込まずに循環させる力といっても過言ではありません。

 

 

最後に

高血圧と聞くと、明らかに病気だ!と判断してしまいがちですがそうではありません。日常生活での些細なきっかけで交感神経にスイッチが入り簡単に変わってしまいます。収縮期血圧180mmHg 以上の場合は、重篤な障害につながりやすい為、病院で降圧剤を処方しても良いかと思いますが、それも対処療法です。

根本から高血圧をなくし、健康的な身体を目指すのであれば、いかに、血管を元気に保つか交感神経を興奮させないようにするかこの2つのポイントがとても重要になります。1人でも多くの方が、「高血圧について正しい情報」を知っていただけたら嬉しく思います。

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