こんにちは!
岡崎市で整体院しんの院長をしている今井です。
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様々な身体の不調に対して、根本からの改善を望むなら、知識が必要です。
自分の身体に対する、探究心や好奇心を持っている方のために、専門的な身体の仕組みを分かりやすくお伝えします。
その思いを一つの記事にまとめましたのでご覧ください。
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今回のブログは著書「嫉妬の正体」 谷沢 永一
を参考に書かせていただきます。
目次
【嫉妬の正体】万人の悩みの種である嫉妬|解決する方法は「謙虚な心」にあった!
『嫉妬』
この感情に一度は悩んだことがあると思います。
自分よりも上手くいっている人をみると何だか心が悶々とすることがあると多います。
今回はこの「嫉妬」について著書を参考につつ、私の思いも含めながら書いていこうと思います。
「嫉妬」と言う心の作用について理解することで、嫉妬に悩まない生活を手に入れましょう!
嫉妬の正体
嫉妬と言われると、相手を妬んだり、羨んだり、「負」のイメージがとても強いですよね?
過去の戦や戦争から男女関係、師弟関係など様々なところで「嫉妬」は生まれます。
著者は「松下幸之助」の言葉を借りてこんなことを言っています。
「嫉妬」とは地球上に働く万有引力のように、人間の腕力や精神力で少なくしたり薄めたりすることは出来ない。しかし嫉妬も狐色になるぐらいに焼くなら人間の情は高まってくる。
ここで何が言いたかったというと
「嫉妬心」は人間誰しも持っており、当たり前のことなのである。なので「嫉妬心」はあなたの悪いところではなく、そもそも備わっている能力なのである。
ということです。
嫉妬=悪い(負)というイメージを取り払うべきだと言っています。
それはそうですよね?人類何千年と取り払うことの出来なかった「嫉妬」です。自分の思い一つでコントロール使用と考えるのではなく、それを受け入れて認めることで「悩まない、苦しまない」道があるのだと教えてくれている様な気がします。
しかし、あまりに強く焼き過ぎると「支配欲」「名声欲」のように満たされない欲に支配されてしまいます。
筆者は
自分を動かす情念を制御できないレベルまで引き上げることがある。そのため、国1つを滅ぼすほどの元凶に「嫉妬心」があったりする。
とも言っています。
歴史を振り返ってみると、思い当たることは沢山ありますよね?
「源頼朝と義経」
「織田:豊臣秀吉とその他の家臣」
「大奥の女性達」
なんで「あいつが!」という思いが強くなってたまる事で、歴史が動いてきたかもしれません。
嫉妬心が生まれない
今まで嫉妬に関して色々と書きましたが、
全く嫉妬心が生まれない場合があります。それは
自分との差が明確に開きすぎている場合です。
あなたは野球選手のイチローの野球センスに嫉妬しますか?
ビルゲイツの様な実業家に嫉妬しますか?
答えは『NO』だと思います。
自分と明らかに差がある者、その人の生活や行動が見えない・想像できない場合は「嫉妬」することはできないのです。
つまり、相手との差が明確に分かり、尚且つ自分の手が届く存在の場合に嫉妬心は生まれると読み解けます。
会社の同僚・近所の小金持・親兄弟など自分にとって身近な存在に嫉妬しやすいのです。
想像してみてください。皆さんが嫉妬している、しそうな人を思い浮かべてみた時にその人はきっと自分の短な存在・手の届く所に居る人だと思います。
性と嫉妬
今まで色々と話してきたが、特に『性』に関する嫉妬はなかなか振り払えません。
自分のパートーナーの浮気相手が芸能人だったりしても、あなたは許せるでしょうか?
たぶん無理だと思います。
誰だろうがイヤなもんはイヤです!その通りです。
なぜ『性』に関して当てはまらないかというと「所有欲」や「支配欲」ももちろんあります。それだけでなく、パートーナーは身近な存在であるが、自分以外のセックスの現場を見たことが無いからと言うことも挙げられます。
つまり、自分以外の現場を知らないために、自分よりも浮気相手といる方が幸せなのではないか?気持ち良いのではないか?と様々な「想像」してしまいます。そして常に、自分が本当に1番なのかと思ってしまうのです。この「想像」が性における嫉妬心の元凶とも言えるのです。
その通りだと思います。
不安になると色々想像じてしまいますよね?
「飲み会で2次会・3次会に行ってなかなか家に帰ってこない」もしかして・・・・
「仕事先の打ち合わせで自分よりも良い人に会ってしまうのではないか」その後・・・・
「残業が少ないはずなのに、帰りが少し遅い」ひょっとして・・・・
などなど
ほんと良く思うことだと思います。ただ「事実」は不明ですよね?人間は不思議なことに自分の都合でアレコレ考えて「不安」になってしまうのです。もし「現場」マジマジと見たら嫉妬心よりも、「幻滅」や「呆れ」の方がMAXまで行って嫉妬をする余裕はないと思いますが・・・・
嫉妬心から脱する方法
まず大前提で「嫉妬心」はコントロールすることはできないと言うことです。
ただ、嫉妬心から脱する方法はあります。
それは
『相手の土俵から降りる事』
相手基準の考え方から自分基準の考え方に切り替える事です。
例えば
「なんでアイツばかり上手くいくんだ?」と考えるのではなく「自分が上手くいくためには何をしようか?」
など自分を基準にして考える事です。心理学者アドラーも「他者と自分を切り離すことで劣等感から解放される」と言っています。
ただ注意して頂きたいのは「自分勝手」とはまた別です。「自分が良ければ全て良し」と考えると必ず周りから「嫉妬心」を買ってしまい不幸になってしまします。自分軸で考えるものの相手を思いやることが大切です。
言い換えると謙虚な姿勢や譲り合いの精神で日々の生活を送ること。
そうすることで、嫉妬心から解放されて幸せな生活を送れる。そんなことを著書から学ばせてもらいました。
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