こんにちは!
岡崎市で整体院しんの院長をしている今井です。
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様々な身体の不調に対して、根本からの改善を望むなら、知識が必要です。
自分の身体に対する、探究心や好奇心を持っている方のために、専門的な身体の仕組みを分かりやすくお伝えします。
その思いを一つの記事にまとめましたのでご覧ください。
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目次
【自律神経を解説!】元気が出ない原因は神経にあった!交感神経・副交感神経の本当の話
自律神経ってみなさんは聞いたことありますか?
なんだか聞いたことあるけど、、、
よくわからない!
こんな方は多くいるはず!今回は自律神経に関するお話と業界の裏話を少ししていきたいと想います!
自律神経の基本
自律神経とは「交感神経」と「副交感神経」を合わせたもので循環・呼吸・代謝・ホルモンなどの生命活動を司どります。つまり自律神経が止まったら人は死んでしまいます。
それぞれの役割を表で表すと
交感神経 | 副交感神経 | |
精神 | 興奮 | リラックス |
血圧 | 上げる | 下げる |
呼吸数 | 上げる | 下げる |
発汗 | 増やす | ー |
消化液 | 減少 | 増加 |
こんな感じになります。
交感神経とは興奮したり・運動をしたりするときに活発になり、副交感神経はリラックスしたり、身体を休めるときに活発になります。
健康情報に詳し人は「自律神経が乱れる」と聞いたことがあるかもしれません。これはどういう事なのか説明します。
自律神経が乱れるとは?


自律神経が正常に機能しなくなることを自律神経失調症と言います。自律神経が乱れると動悸・息切れ・不眠・パニック障害・うつ病になったりします。この状態になってしまうと自分自身をコントロールすることが出来なくなり、第三者の手を借りないとなかなか改善させるのが難しくなります。
また交感神経や副交感神経のどちらかが興奮しすぎても体は不調になります。
天秤をイメージするとわかりやすいです。
交感神経が優位 | 副交感神経が優位 |
ストレス過多、慢性疲労、消化不良 | 船酔い、身体のだるさ、吐き気 |
自律神経失調症はこの天秤がギッタンバッコンしている状態です。
両方の神経が適度に活動している状態が最も健康的と言えるのです。
整体業界の嘘


整体業界は「交感神経を悪」「副交感神経を善」としている風潮があります。
現在の社会を見るに「ストレス社会」と言われており交感神経の方が優位になると思うかもしれません。しかし本当はそうでは無いのです。
自律神経の状態は主に4つに分けることができて
①交感神経・副交感神経ともに正常 | ②交感神経過剰・副交感神経低下 |
③交感神経低下・副交感神経過剰 | ④交感神経・副交感神経ともに低下 |
と考えることが出来ます。
この中で一番割合が多いのはどれですか?
と聞かれたら、②と答える方が多いと思います。
しかし本当に一番多いのは
④のどちらも低下している人たちなのです。割合にしてみると実に60%以上を占めます。つまり、交感神経も副交感神経も思うように機能していない人が多いのです。
④の状態はまさにエネルギー不足の状態。何かをしたくてもやる気がなく行動出来ずに、リラックスをしているわけでもない。悶々としている状態。元気になるには両方の神経が働くようにしていく必要があります。
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