こんにちは!
愛知県岡崎市にて
あなたの不調と全力で向き合う整体院
を経営している院長の今井です。
さてさて、今回は万病のもと「活性酸素」についてお話をしたいと思います。まず活性酸素ってなに?って思いますよね?活性している酸素だからいいんじゃないの?と思いますよね。ただこいつは名前ほど良いものではありません。今から活性酸素がどんなもので、体にどんな影響を与えているかわかりやすく説明していきたいと思います。
目次
1.活性酸素ってなに?
まず、専門書に乗っているような難しい内容で説明します。
活性酸素とは・・・・
我々動物が、酸素を消費する過程で発生する副産物のことです。
栄養素がエネルギーとなる際に、ミトコンドリアで酸化されます。酸化された際に、酸素が電子を奪われて「活性酸素」となります。
活性酸素は、不安定である分、酸素よりもずっと酸化する能力が高いという性質があります。
難しいワードが出てきて「は?」ってなりますね・・・・
ものすごく簡単に説明すると、人が生きていくためには栄養を燃やしてエネルギーを得なければいけません。その燃やす時の材料として酸素が使われます。ただ、中途半端に酸素を使ったりする為、半端者の酸素が余ってしまいます。この半端者こそが活性酸素です。要は、半端者なので何かと引っ付きたくてしょうがない状態であります。
活性酸素=半端者の酸素
です。
2.なぜ、活性酸素が万病のもと?
活性酸素が半端者と分かったことで、次にこいつが身体の中でどんな働きをするかお話したいと思います。
話を理解しやすくするためにこんなイメージをしていてください。
活性酸素=半端者=不良
では、説明していきます!
この活性酸素がなぜいけないのかというと、こんな作用があるんです。
①細胞を攻撃する作用がある
②活性酸素が糖やタンパク質と結びつき、身体に蓄積する
③老化を進める
悪いことだらけですね。
正直、万病の元であるといても過言ではありません。
※殺菌作用などがあるため、全てが悪いわけではありません。
活性酸素が実際に細胞を攻撃している動画を見たことがありますが本当にチクチク攻撃してました。なんだか不良が人にちょっかい出しているのと似たような感じがしたため、例に挙げさせてもらいました。
3.活性酸素を放っておくとどうなる?
細胞を攻撃するとか、タンパク質に引っ付くとか言われてもいまいちピンと来ないですよね。次は活性酸素がどのような病気を引き起こすかご紹介します。
活性酸素がどのような病気を引き起こすかというと
①ガンを引き起こす
②動脈硬化・脳卒中を引き起こす
③アトピー性皮膚炎
④内臓疾患
かなりヤバイですよね・・・・
上記の内容を簡単に説明すると、
がんというのは細胞の中にある遺伝子が傷つき誤作動を起こす事で発生します。本来ヒトの身体の中では起こっている事なのですが、活性酸素が増えるとどんどん細胞が攻撃されてしまいます。故にガンになるリスクも高くなるのです。動脈硬化や脳卒中もタンパク質と活性酸素が引っ付いて大きな塊になり、血管を詰まらせたり引っ付いたりする事で発症します。
いや、ほんとに恐ろしいですよね・・・・
じゃあ、ヒトの身体が活性酸素にやられっ放しなのかというとそうではありません。ちゃんと活性酸素をやっつけてくれるヒーローがいます。そいつの名は「抗酸化物質」。
「抗酸化物質」に関してはまた次回、お話したいと思います。
最後までお読みになって頂き誠にありがとうございます。
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